Je Chante~終わりなき喝采~
26.5期 なっしー
◯本役
ゲオルグ
◯兼役
1.バロンセリ
2.カフェの客
3.パリの男
◯役職
・歌指導
・照明
・広報
・学責
◯本役名: ゲオルグ・シュタイネル
ナチスの少佐。ナチス・ドイツ占領下のパリの興行界で大きな影響力を持っている。真面目で厳格な性格だが、新しいレビューの女王・リーズと愛人関係にあり、彼女を溺愛している。
◯兼役
・ジャック・ド・バロンセリ
シャルルが働く撮影所で映画を製作している映画監督。監督としてはベテランだが、今回の映画で主演を務めるミスタンゲットには振り回されっぱなし。
・マックス・プアリエ/1幕3場カフェの客
故郷の小さな村からパリにやってきたばかりの少年。好奇心旺盛で故郷にはないパリの街並みや音楽やお店に興味津々。
・ジャン・ルフェーヴル/1幕10場パリの男
とても真面目だがちょっぴりネガティブな青年。仕事でミスをして落ち込んでいたときにシャルル・エ・ジョニーの歌を聴き、大ファンになる。
~質問コーナー~
Q1:「カメラはまわりだす、心は踊りだす♪」あなたの心踊る瞬間は?
A:ジンギスカンのジンくんのグッズ売り場に足を踏み入れた瞬間です!ジンギスカンのジンくんというのはジンギスカンをPRする羊のキャラクターで北海道のご当地ゆるキャラなのですが、グッズの通販などは原則行っておらず、ジンくんやそのお友達のギスくん、カンくんのグッズを手に入れるためには北海道まで行くか、年に数回ジンくんたちが東京に遊びに来てくれるときにお店にダッシュするかしかないのです…!ちなみに今年は1月2日にジンくんたちのグッズを手に入れ、しかもジンくん本人(本羊?)にも会うことができたので最高にハッピーです!!!
Q2: ジジ「行ってみたいわ、一度でいいから」あなたが行ってみたい場所は?
A:今まで一度も行ったことがないのでヨーロッパ、なかでも『Je Chante』の舞台になっているパリに行ってみたいです!作中に登場する「カジノ・ド・パリ」や「フォンテーヌ通り」や「サン・ラザール通り」などをめぐって、本当にあるんだ!と感動したいです(笑)
Q3: 今公演で一番好きな劇中歌は?
A:どの曲も大好きなのですごく悩んだのですが……一番は「リーズ」です!いろんな人がいろんな旋律をいろんな感情で歌う、とってもミュージカルらしい曲です。私はテンションを上げるために延々この曲をリピート再生しながら大学の課題をやっていました…
とはいえ劇中に数多く登場する実際のシャルル・トレネの曲はヒット曲というだけあってどれもキャッチーで素敵ですし、その他の曲も良い曲ばかりなので全部注目してみていただきたいです!
Q4: 本役の魅力は?
A: ゲオルグは、明るく軽やかなシャルルとは真逆の、有能だけれど厳格で、感情もあまり表に出さない、近寄りがたい雰囲気の人物です。しかしその奥にはナチス親衛隊としての信念があり、リーズへの愛があります。一見冷たく見えるけれどその内面には確かに強い思いがゆらめいている、というところが彼の魅力だと思います。同時に、優秀でスマートであるはずのゲオルグが持つ、思いをまっすぐに表現できない、愛する人にうまく寄り添えない、力で押さえつけることしかできないという不器用さにも魅力を感じます。
Q5: ジョニー「シャルル、お前の子供の頃からの夢だって叶うんだ!」あなたの子供の頃の夢は?
A:覚えている中で一番小さい頃の夢は「お魚博士」です!魚、好きだったんですよねえ。中でもこどもちゃれんじの本で見たタテジマキンチャクダイという魚がなぜかとてもお気に入りでした。今でも魚は好きで、水族館も大好きです!いつか自宅で熱帯魚を飼ってみたいという密かな野望もあります!最近はサメが好きです!魚って哺乳類や鳥類とはまた違った可愛さがありますよね♡
Q6: 自分が出ていない場面で、出たい場面と、演じたい役は?
A:ミスタンゲットを演じてみたいです!ミスタンゲットのような、豪快でちょっとキツくて周りの男性を蹴散らしまくって活躍する、でも本当は懐が広くて優しい年上の女性が好きなんです。例えば『天空の城ラピュタ』のドーラのような……強いおばさま、最高です。具体的に場面を挙げるなら怪我をしたミスタンゲットが劇場支配人のアンリに説得されている場面、台詞なら「一世一代の大舞台だ。」「あんたは喝采の中で生きる人間だろう。生きるべき場所で生きるんだ。」がやりたいです!
Q7: 本役もしくは兼役で、1番好きなセリフは?
A:ゲオルグの「愛している。」というセリフです。リーズを残して出かける際に彼女に囁く言葉で、とてもシンプルな愛の言葉ですが、「好きだ」でも「愛してる」でもなく「愛している」であるところに彼の生真面目さ、律儀さ、武骨さがにじみ出ているように思います。かっこよくて色っぽくて、ゲオルグらしさを感じさせるセリフなので好きです!
Q8: MMG関係で、最近1番笑ったことは?
A:一番笑ったことというとちょっと難しいですが……最近男役の歩き方の練習のときに(私が)よく言う「あなたの足はどこから?」「私はここ(胸)から!」という流れがとってもお気に入りです!胸から足が生えているイメージで体を使って歩こうね、ということです。ポイントは鼻風邪には黄、喉の風邪には銀、熱の風邪には青が効く某風邪薬のCM風に言うことです。胸から足が生えていると思って歩く、というのは私が以前先輩からいただいたアドバイスなのですが、そのように意識して歩くと本当に綺麗に歩けるんですよ!
Q9: 1番楽しいお稽古メニューと1番キツイお稽古メニューは?
A:一番楽しいのはセリフ読みです!歌指導の係を務める身としては歌練のメニューを挙げた方が良かった気がしますが……歌練のメニューは全部楽しいので!これは様々な作品のワンシーンを抜粋してペアまたはグループで演じるというものです。私はお芝居をすることが大好きなので、いろんな相手と様々な役を演じられるのがとても楽しいです♪
一番きついものは筋トレでしょうか……体幹も腹筋も背筋も筋肉がないので常についていくのに必死です。でもみんなと一緒なのでなんだかんだ楽しいです!
Q10: 意気込みを自由に!
A:ここまで読んでくださりどうもありがとうございます。
ゲオルグは初めてこの作品を見たときからやってみたいと思っていた役で、こうして任せていただけたことをとても嬉しく思っています。お稽古のたびにゲオルグという役の難しさ、自分の未熟さを痛感しておりますが、ゲオルグの存在が見にきてくださったお客様の心に何か残せるよう、全力でぶつかっていきたいと思います。キャストである前にゲオルグのファンなので(笑)愛とこだわりを持って挑んでいきます!
また、ソロ曲をはじめ今公演も様々なことに挑戦する機会をいただきました。一つ一つ丁寧に頑張っていきたいと思います。
4月27日、28日、徽音堂でお待ちしております✨